元々文京台という地域にあった蒸気機関車と思しきものが、ここ数日で動きがあり、せっかくなので江別に保存されている蒸気機関車について調べてみました。
今回は文献などで調べることができなかったので、他のサイトを参考にしています。最後の方にリンクを載せます。
※11/9 追記
この倉庫に保存されてるんじゃないかって言われていた場所からC11が東武鉄道で動態保存のために輸送されました。おめでとう!!
まず簡単な近日の経緯としますと
23日:ある場所に線路が置かれる
26日:ある場所に移動される
ということでした。元々ここに蒸気機関車があるという事は市民や鉄の間でもわりと有名でした。
なぜ有名なのかと言いますと、噂の「山田コレクション」の一部だからです。
山田コレクションの概要
山田コレクションとは、当時江別市民だった山田建典さんが自分のお金で買った蒸気機関車を始めとするコレクションで、かなり貴重なものばかりだそうです。
そのコレクションの推定をしているかたも居ます。
さて、結構貴重なものがなんで野ざらしになってたのかはわかんないのですが、ヤフオクで以前売りに出されていたそうです。そのために持ってきたんではないか?という人も居ますが、そもそも商業施設の駐車場におきっぱにしても大丈夫だったんだろうか・・・。と思っていたらどうやら元の所有者の土地だったようです。
そこから先は放置で、この数日で新しい場所に移動し、ビニールシートで再び覆われたのが今回の結末です。場所は他のコレクションが保存されてると噂の場所の隣です。すごい場所に来ましたね。
C102号 蒸気機関車とその現在
置かれているのはC型蒸気機関車で102号だそうです。フォト北海道でその時の写真がありました。
Wikiもみてみたのですが、使われていたとされる路線には102の記述がありました。
それにしても専用線で使われていたからか、情報が少なすぎる。
(追記)
と思ってましたら追加で情報が出ました。日本鉄道保存会では最近になって野幌車庫に移動したという記述が見つかりました。
https://www.rpsj.jp/kaihou/201809.pdf
もう隠す気ないんですかね(笑)、堂々と車庫って言ってしまいましたね。
関係者のお話によるとこの野幌車庫にはまだ何台もいると言っていました。関係者が本当に言っていますし、こうやって出ている時点でもう確定ですね。
となんとなーく調べたら出てきたのがこんな感じの情報です。
さて、ここで終わるのは私らしくありません。疲れてるとか言ってましたが、帰り道に突撃です。
すでにビニールシートで覆われており、移行済みでした。
以前はそうとうボロボロと教えて頂きましたが、いまはこんな感じでしっかりと覆われています。
後ろに見えるのが噂の他の車輌が眠っているという倉庫。なんとも不思議な場所に来たものです。
それにしても道路の直ぐ側なので目立ちそうです。
博物館学をやっていた身からすれば、もう少しなんとか保存したい気持ちですね。
いつかきちんと公開されるとうれしいですが、しばらくはこのままでしょうね。
C11 1号について
こちらも日本鉄道保存協会で出ていました。
この蒸気機関車の経緯は
の順に活躍したあとに野幌車庫に眠っていたそうです。そこから引っ張り出して動態保存する東武鉄道もまたすごいですね。
移動の前日から壁の解体工事を始め、当日はそのまま車庫からクレーンで吊り上げ、煙突などを外してからの輸送だったそうです。
参考
以下は参考にした、もしくはもっと詳しく書いている記事です。