夕方~夜にかけて飛行機の窓側に座ると、結構きれいな景色を見ることができます。写真に撮りたいと思う人は多いと思いますが、飛行機から夜景を撮るのは結構難しいです。以前それ用に買った道具があり、何度か使う機会があったのでせっかくなのでレビューしたいと思います。
これが昔書いた記事です。忍者レフという、早い話がレフ板です。結構コンパクトに持ってくことができるので、機内に持ち込むのも邪魔にはなりません。
飛行機で窓にレンズをくっつけて撮ると、条件さえ設定していればこんな感じで撮ることができます。これだけならいいかなって思います。
写真上は関東付近、写真下は苫小牧
これらの写真はOM-D E-M5の初代で撮ったものですが、それでもきれいに撮ることが出来ます。
感度が3200-6400程で、絞りは2.8-4.0程です。シャッタースピードは自動設定ですが、このぐらいならあまりブレることがありません。この時の注意はなるべく広角で撮ることです。望遠になるほどブレが目立ってきます。あまり暗い場所で撮ると味気ないのですが、こうした街で撮ればシャッタースピードも稼げますし、なによりきれいに撮れます。
さて、何もなくこうした写真を撮ることができるにはある程度の条件が必要になります。それは機内の照明を落としてくれることです。それによって窓の映り込みを簡単に抑えることが出来ます。ですが、深夜近いフライト以外で機内照明を落とす方が少ないです。
今回同じ条件で撮った写真です。窓が2重になっているので、しっかりと写り込んでいます。これじゃあ何を撮ってるのかわかりません。
というわけで長くなりましたが、忍者レフの出番です。レンズの先に取り付けることで窓の映り込みを防ぎ、先ほどと同等の条件で撮ることが出来ます。海外の長期フライトだと夜景を撮る機会も増えますし、うまく行けば星も撮れます。
カメラを変えて撮影していますが、なかなかうまくいってます。唯一のデメリットは窓の殆どを覆うため、結構恥ずかしいことです・・・・。