夢見て憧れてまた夢がみたかったんだ()
個人であったことのある人なら「辞める辞める詐欺」と思われてたのですが、とうとう実行しちゃいました。テヘペロ。 1行目は某アニメのEDの歌詞からで、このへんから元気もらったのもあるのでリスペクトです。
せっかくなので、つらつらと書いていこうと思います。久しぶりにブログらしい文章を書いた気がします。
きっかけ
上記の通り、時々「やめてえ」という発言はしていましたが、まあ社会人やってたらそういう時期が堂々巡りでくるよねという感じだったので、ある種の愚痴みたいに終わらせていました。というわけで最初のうちは本気では言ってない部分も有りました(いつかはと考えていたけど今じゃないって感じでした)
そこから諸々あったんですが、やっぱり変わったのが組織変更等で会社として「ああ、根本は変わらんな」というところに諦めがついたところです。変わろうとしているというのはわかりますが、結局どこかで限界が来てしまうしそこまで待てないなって感じてしまいました。
あとはコミュニティとかで会社名とかやってることをあまりしゃべれないってのもネックでしたね・・・。なのでリアルで合わないと多分怪しい人と思われてるとすら考えてます。
転職するにあたっての軸とか方針
会社規模
なるべく大きめのチームがあるところにしようと決めていました。スタートアップみたいなところで自分のやりたいことをやれるというのはかなり魅力的なんですが、経験が圧倒的に不足していると判断してたので、もう一叩きしてからかなあとうっすら思っていました(前哨戦でそんなとこ行けるのかって話はなしで)。実力があったら給料関係なく間違いなく選択していました。
分野
迷うことなくインフラでした。ServiceNowってアプリ寄りでは?と言われそうですが、AWSとかこれまでの業務経験からインフラ寄りではあるなあと判断していましたし、某勉強会のキャリア相談の場で相談したところ「それならインフラエンジニアのほうが勝ち目あるよ」というのがきっかけでした。
その某場所。いつまでも推しとして忘れません()
強み・・・は?
さて、転職するにあたってどうするかを一番悩んだのがServiceNowの存在。これまでやってきていたのですがそのまま続けるか、完全にお別れするかでまず受ける会社がかなり変わるのでそこを悩んでいました。
最初はAWSをやってる人という多少の強み(?)があるので、そっちを活かそうと思ってました。ただ、落ち着いて考えてみるとServiceNowもAWSもどっちもやってるという人はそこまで多くなく、それぞれの強強エンジニアを相手にするぐらいなら幅広くやってるという方で強みを作ることにしました。
よくある話ですが「少数x少数で希少人材」という凡人でも何とかなる戦法で生きていくことに決めました。
この時点で活かせる会社はかなり限られることになってきました、わーお・・・。
さてと、どこかないかなと思ってたところにリファラルの話をもらえました。
当然ですが大喜びで食いつきました(ほんと、色んな人に感謝です)。実は自分から応募することはなく、リファラルとか向こうからやってきたところしか受けないというなんともチキンな転職活動をしていました。ポートフォリオの作成も一応していたんですが、インフラ領域でどう作るのって感じでしたし・・・。
ちなみに需要はAWS>ServiceNowで、食いつき度はServiceNow>AWSでした。ニッチな分、行き先には困らないというのはあたってましたが、どうみても競合ばかりでした。本当にありがとうございます。
時間もかなりゆっくりでしたが、12月カジュアル→3月内定という流れでした。ここは相手側の都合もあるため、時間としてはかかったほうかなと思いました。
転職活動中にしたこと
結果的に意味のなかったものも含めて書いていきます。
アウトプットを増やす
Githubに草を生やす、Qiitaを書く、ブログを更新するなどを一応はやってましたが、途中で放棄・・・。ネタはあるんですが、ニッチすぎて身バレが怖くなったというのが理由です。
AtCoder
Pythonでやってましたが、灰色です(白目)。ここでやったことは仕事の方で役に立ったので良しとしてます。ちょっとしたモチベになってたので再開しようかな。
資格勉強
ServiceNowは多分経験でなんとかなるからよくて、それ以外を補完する何かを探してました。AWS(SAA)は過去に落ちたトラウマがあるので放置していましたが、CLF半額のタイミングでようやく受け始めました。受験してないですが、ITIL3は勉強を始めていました。
こっちも落ち着いたら再開ですね。資格保有料の心配さえなければいいです。
その他
面接練習はしてなかったので、エージェントありならやっておくべきだなあと感じました。想定質問集は見てもらって方針に間違いがないか等を確認してもらってます。
受けていて昔のイメージとはかなり違ってきているので、同じノリで行ったら大変な事になってましたし、答えてはいけない質問に引っかからないようにというのが重要だなと感じました。
現職では実現できなかったのか
実は面談でもこれやりたいという話はしていましたし、辞める間際にそこにアサインされていました。ほぼ全員が「なんで?」という采配でしたが、上のほうでやりたいことを汲み取ってわざわざ回してくれてたみたいです。もっと早く部下になりたかった・・・。
あとはよくある社内異動だと「Java経験2年」という形が多く、業務経験が皆無だとそもそものステージには立てません。かと言ってGithubとか見られるとすべてが終わるので(SNSのアカウント的な)、このあたりはどうなのかなというふうに思ってます。僕の年代でポテンシャル採用はギリギリ間に合うので、会社としてもやれば人材流出とか中途採用をしなくてもすむのにと感じてます。(確かに公募は少ないけど、中途募集は結構してるんで、人はほしいはず)。一応人事には言っておきました。
年収は?
聞いてくださいよ、僕の競馬の回収率なみです!
・・・はい、下がりました。これには色々理由があるんですが、一番は会社史上「ほぼバグ」と言われる賞与がでちゃったのが原因です。ベースだけで言うなら昨年の自分に、賞与込みなら一昨年の自分には確実に勝ってます。多分そのままいても下がる可能性は大でした。
に加えてGoサインを出したのは、査定の回数が年に複数回あるのと、上がり幅の期待です。あとは月に使える金額が増えることですかね(賞与分も月12分割してくれ派)。
現職はよかったの?
公務員的な部分がかなり強いので、古くさい体質はまだ残ってます。悪口になりそうですが、特にやりたいことはないけど適度に生きれればいいという人には間違いなくおすすめですし、ワークライフバランスは多分かなりいいです。
給料も年代の平均以上はもらえるので、実を言うとまあまあいい会社です。僕はいずれ飽きるだろうなあという人だったという予想があたっちゃっただけで。会社の場所的にも聖地巡礼にかなりお世話になってましたし、そこそこ大きなグループの傘下なので、諸々困ることは有りませんでした。
あと新卒から数年は家賃1万円台で住めるのは本当に助かった・・・。これがなかったら多分上京できてないっす。横須賀通いできるのを前提で寮を選んでいたぐらいですし。
温厚な人が多いので、そこまでバチバチ(本人経験談)していなかったですし、その他含めてSIerとして比較的環境は良い方なんじゃないかと思います。新卒の頃は胸を張って(?)JTCとしての闇自慢(?)に参戦できていましたが、今の人たちはそうでもないと思います。
結局どこいくのか
4月末に退職して5月から早々に働きます。休みまくると社会復帰できない人ですし、有給消化をもったいないと思う人がいるかもしれないですが、この選択で満足しています。
ちなみに行き先を素直に会社に告げたのですが、うちからよく行くところなので「あぁ・・・」って感じの反応でした。ただ、僕がコンサルをやるわけじゃないと聞くと「え?」みたいな反応をされました。(品川か目黒に行く人が多いみたいです)あまりに意外らしかったです。
というわけで、これまで何エンジニアなのか曖昧でしたが、これからは胸を張って(?)SREと言うことができるようになりました。Ops-JAWSとかSRE支部とかに堂々と参加できそうですw
入ってしばらくは特にアウトプットする内容はなさそうですが、時間立ったらまたどこかで登壇できればいいなーって思ってます。へっぽこSREと呼ばれないように頑張ります。
どこに行くのかはリアルであった人のみ伝えてます、はい、あそこです。
最後に
慣例にそって(?)退職エントリには欲しい物リストをおいてもいいということなので置いておきます。三角コーンだけは死んでも入れません。