ゆるキャン△伊豆編の東側のカット回収です。例によってカットと地学を半々ぐらいに記載しています。伊豆急沿線やバスなどの公共交通機関があり、他とくらべて行きやすいですね。
伊東市
伊東周辺の形成に関わった大室山
大室山は4000年前に噴火によって形成された、プリン状のスコリア丘です。 火山灰中から見つかった木炭の炭素年代測定から判明するまでは5000年前に出来たとされていましたが、周辺の縄文土器の出土との関連性からもこの頃に形成したそうです。
大室山の噴火は自身の形成は勿論ですが、流れ出てきた溶岩が周りを侵食し、 なだらかな坂は伊豆高原を、相模湾へと流れ込んだ溶岩流は城ヶ崎海岸を生み出しました。
いなば肉店
ゆるキャン△界ではすっかりとおなじみになったいなば肉店さん(写真がこれしかなくて申し訳ないです…)
中にはゆるキャン△グッズはもちろん、伊東が舞台のアニメ「あまんちゅ!」のグッズもあります。中の人とか作監さんとかが買いに来た実績もあります。
店主さんご夫妻もアニメは見ているので、普通にゆるキャン△の話で盛り上がれます。
じつはゆるキャン△で写ったのはこのワンカットのみです。食べるシーンくらいは欲しかったですが、すっかり伊豆キャンプでファンがよる定番の場所になったそうです。
伊東のみそ漬け、として「いとうのいいもの」というブランドに選ばれております。
家で調理して食べてますが、毎回毎回酒しか進みませんw
伊豆の地酒「池」を使って味噌漬けしており、これが中々美味しいのです。書いてるこっちがお腹空いてきた。
ここで買える商品達
伊豆塩バーグという製品もあります。こちらはなんと言うんでしょうかね・・・。飲み物ですか?でてくる肉汁に甘みがあって、本当に飲めるんですよ。ぶっちゃけこれだけで1記事書いてもいいぐらい(なので自重します)
柔らかく食べやすくてめちゃくちゃおいしいです。静岡麦酒と合わせると最高でした。
ネットショップもありますので、お買い求めの際はぜひ。色々と紹介したいぐらいおすすめのものばかりです。ご飯とお酒は消える覚悟で買いましょう。
大室山
あまんちゅにも登場する火山です。
駐車場と入口の鳥居。
大室山へは頂上にリフトを使って行きます。
リフトの頂上付近。
原作通り時計回りに巡ることにします。
中腹にある神社。原作では途中で出てきますので、順番を間違えると引き換えることに。
地蔵が見えるカットは2つ有りました。
頂上へとあるくルートですね。
山頂での景色と三角点。
反対側の坂には手すりがついています。
時計回りの最後で記念撮影。意外と正面を向いていないので難しかったです。
富士山はここからきれいに見れますね。褒めちゃ駄目ですが。
伊豆高原・広井酒店
飯田酒店という名前で登場する伊豆高原の酒屋さんです。劇中では伊豆キャンの前に一度会っていますね。
外観や外の道路部分のカットは再現度が高いです。ドアのステッカーはオリジナルなので、この時のには反映されてなかったのかも。
入り口付近のカット。奥に見えるのはゆるキャンです。ちなみに酒が飲めない人でも買えるようにと関連グッズとか伊豆のお土産も取り揃えています。すげええ。
レジ付近での会話がほとんどでしたね。感染対策用の透明シートを除けば一致してます。(またゆるキャングッズ増えましたね)
レジ側からのカット。チョコちゃん一度あったからか、なついてますね。
漫画版のチョコちゃんはここだと思ってたらちょっと違う位置でしたね。
こちらはゆるキャンSEASON2のOPでほんの一瞬登場しました。後ろの部分、ゆるキャンコーナーです()。オリジナルのスタンプとかステッカーとかもありますし、この辺に池を置いてます。言うまでもありませんが、撮影許可もらってます。
池も当然のように置かれていましたね。池は純米酒(灰色)と純米原酒(緑色)の2種類ありますが、原酒の方が飲みやすいというちょっと面白い酒でした。熱はまろやかに、冷はきりっとりた感じになってと温度を変えるとはっきり正確の分かれる日本酒でした。
純米原酒は期間限定なので、買えるときに大量に買っておくといいですね。今現在も何本もストックが我が家にはあります。
ここの店主さんは割と(というかかなり)ゆるキャン△ファンに明るい方で、普通にお話しするだけでも楽しいです。ついつい追加で酒買ってしまうから思ってる以上の出費ばかりですがw
いなば肉店さんのみそ漬け、万宝商店さんの干物、広井酒店さんの池の組み合わせでキャンプするのが伊豆キャンの定番らしいです。この時は死ぬほど酒飲んでいい気分で爆睡できました。
城ヶ崎海岸(カットじゃないけど)
東伊豆のジオスポットでは初めての場所となります。伊豆高原から車で近いのがいいですね。この辺の海はダイビングスポットでよくフォロワーさんが潜っているのでダイバーにはお馴染みの場所となっています。
ここでみたいのは柱状節理。恋する小惑星でも少し触れられていましたが、簡単に言うと六角形の断面をした岩石。鉛筆を縦に並べたような形をしています。
灯台からは周りを一望でき、大室山も見ることができます。
東伊豆町
天城山の噴火によってできた稲取・細野高原
天城火山は第4紀(258Ma-)の火山で天城火山群という伊豆半島では最も広い火山分布となっています。 細野高原は約80-20万年前の天城山の噴火により誕生した高原です。
細野高原以外にも地形の形成に大きく寄与してる火山です。山体崩壊してしまったので、かつての頂上がわからない火山の一つです。
細野高原ツリーハウスキャンプ村
細野高原に続く道の途中にあるキャンプ場ですね。泊まってみたいとみんなで言っていたキャンプ場です。
細野高原
こちらもジオスポットですが、カットの回収がメインとなります。
まず一時的に止まった場所に駐車。すすきがいい感じに夕日に染まって綺麗ですね。
グビ姉一行が車で上まで登りますが、確かに道が狭くて、本当に通っていいのか不安になりましたね。
車高低いと間違いなく擦るので、出来れば普通の車で行きましょう。あんな車で行く場所じゃありません。
無事にたどり着いたので、プチ登山開始です。道は整備されていますし、歩ける靴であれば困ることは特にないです。
この時は久しぶりの山に興奮して何度も行き来し一人で疲れ果てていましたw
階段のカットは登る途中のをひたすらに撮っていけば問題ないです。魚眼っぽいカットがあるので持ってる人は使った方が良いのかも。
山頂でちょっと休憩しています。晴れた日は劇中の通り周りを一望できますので、時間に余裕を持って来た方が良いです。私はこれで失敗しました(ただ、夕焼けも綺麗でしたよ)
風車とのカット。完全一致は難しいので雰囲気です。景色にうまくマッチしてるところは風車と一緒に撮りたくなりますね。
マップはこちら
巡礼が伊豆編の中でもしやすい場所が多いです
比較的アクセスもよく、ジオパークめぐりというよりかは人との出会いみたいなのが多かったですね。ゆるキャンやあまんちゅといった伊東市が舞台となった人同士の交流が大きいと思います。
西・南伊豆よりもジオスポットは観光地化しているので行きやすいです。バスなどのフリーパスもあるのでぜひ。
伊豆ジオパークではゆるキャンに登場した部分をまとめていますので、ぜひ見てみてください。
ちなみに前の記事から遅れた言い訳ですが、天城山の資料が思ってる以上に見つからなかったのと、カット少なくてどうしようかなと放置してたからです()
参考書籍
論文をCiNiiとかで探しても出てこなかったのでめっちゃ役に立ちました