パーゴワークスの製品を愛用している私ですが、待望のCARGO55(以下:カーゴ55)が発売されたので速攻で購入してみました。
各部を見つつ、どんなふうに使えるのかを妄想しながらかいていこうと思います。
全体像
カーゴ55の購入時点での様子です。意外とすらっとした感じの印象ですね。
限界まで広げましたが、ザックとしての跡形もありませんwトップリッドは10L入るとのこと。自分はこの部分に入れることが多く、パーゴワークス製のザックはここの大きさが良いのですが、カーゴ55はそれ以上ですね。なんなら一眼レフ入れても問題なかったです。(写真は追記します)
内部にも小さなポケットがついているので、小さなものを分けて入れるのには向いていますね。自分ならナイフとかそういうのを入れます。
カーゴ40は背面部についていたのですが、結局パッキングする時に微妙に邪魔になるので、こちらの方がありがたいです。
カーゴ55は前作のカーゴ40とは違い、前後で挟むタイプになっています。なので思いっきり絞るとかなりすらっとした形になります。止める場所は6箇所+上の1箇所で合計7箇所になります。一番下だけは囲うようになっています。
前面部はドローコードを通すギアループがあります。これはBUDDYシリーズにもついているやつですね。シェラカップみたいなのを吊すのに使えますし、マットやアイゼンみたいに嵩張るのを外付けするにも良さそうです。
ショルダーパッドは比較的広めで、背負った時の安定感があります。
ザックを背負った時の調整はまあ、BUDDY33とは違って普通のザックに近くなったので良かったです。
背面パッドは取り外しができます。これも最近のシリーズに共通ですね。
トップリッドは取り外しもできるのですが、一番いいなと思ったのがトップリッドのベルトを通せることです。
あえてない状態のを再現しましたが、こんなふうにズレていくとパッキングしてもおかしくなるんですよね。ここはカーゴ40の仕組みとして仕方ないかなと思ってましたが、うまく解決した場所だなって思います。
付属のスタッフバックは30Lと15Lの2つです。
カーゴ40についていたのはただ入れるだけの役割が強かったのですが、ジッパー部が防水加工されているので、だいぶ実用的になっています。
ザックの横に取り付けるポケットが2つあります。今のところなくてもいいのかな?とは思いますが、意外とこんなふうに使うのかなってのもあるのでこれは後ほど。
一番下のベルトに通す用のポケットもあります。これがなければ飲み物を入れる場所がなくなります(笑)そして意外と大きくて抜き入れがしやすいです。
実際に入れてみる
最初はなにも考えずに色々と入れていきます。
大きめのものを入れているだけなのですが、結構入りやすいですね。カーゴ40とは違った安定感です。
もちろん小さいのは隙間から出て行ってしまうので入れられませんが…。
一番下にテントを入れてみました。こうすると、テン場についてからザックを下ろし、一番下のベルトを外して抜き取ることが可能になります。カーゴ40でもこの使い方はよくやっており、パッキングして取り出すやり方よりも楽で気に入っています。ベルトを外さなければ落ちないようになっているのもなかなか素晴らしいです。
ただ、そこから上になると細いと横からずれ落ちそうになりますね。ある程度の大きさのインナーバックじゃないとだめなのは、カーゴ40と変わらないです。
ではインナーバックに入れてパッキングをしていきます。なかなかいい感じの大きさになりましたが、綺麗になっていますね。
これでいてトップリッドやサイドポケットら使用していないので、かなりのものを詰め込めます。さすが55Lのザックですね。
なにもつけないとすらっとした印象なのはパッキングしても変わりません。この時点で背負ってみましたが、なかなか背負いやすくて驚きです。
キューブ型のインナーバックも使えそう
カーゴ55が発表されてから薄々使えるんじゃないかなと思ってました。なんちゃらカメラによくキューブ型のが売っていますが、取り出しにくかったり、パッキングしづらいというのがありましたが、解決するのかなと。
というわけで、うちにあるカメラ用インナーバックを取り出してきます。みんな大好きpeak designのSサイズになります。
30Lのインナーバックの上に乗せてみました。
幅が若干広いですが、想定通り横向きに乗せることができました。こうするとカメラが取り出しやすく、かつ安全に運用できるんじゃないでしょうか。
サイドポケットも追加して、割と撮影よりのパッキングにしてみました。
ボトルポケットに三脚を入れて、サイドベルトで挟み込んでいます。そのままだと少し不安定なのですが、サイドポケットをつけてから締め付けるとまあまあ安定します。サイドポケットは容量の拡張よりも、サイドから物が落ちないように支えるという方が向いているのかもしれませんね。
参考にならない限界パッキング
画像を見てなにを思うでしょうか。
飲み物をこんなにいれるの?それとも全部エナジードリンクだってこと?
それはともかく、この画像のやつらを入れてみます。
まず30Lのインナーバックに積み上げていきます。通常(?)サイズは555ml、メガモンスターは720mlありますが、やっぱりかなり入りますね。
15Lのインナーバックには普通サイズ(?)のモンスターを入れていきます。まだまだ入りますが、この辺にしておきます。
上から全部つんだあとに、モンエナハイドロを4本積みます。ジュース感覚で飲めるのだからすぐに取り出したいですね(注意:非炭酸だから、という意味です)
トップリッドにメガモンスター1本入れておきます。いつでも蓋つきで楽しみたいですしね。
これで完成です。まあまあ入れたつもりですが、意外と綺麗にパッキングできましたね。
背負ってみましたが、重たい・飲み物ばかりでバランスが…みたいなだけで、一度背負ってしまえば問題ないですね。
カーゴ40の時はそんなに入らなかったから比較しません(笑)
ちなみに重さは20kgオーバー(容量ml x 1g、容器は考慮しない)ですが、意外と安定してますね。
まとめ:パッキングの可能性は高いが、難しい
本当にどんなふうにもパッキングが可能で、考えていくだけでも楽しいですね。カーゴ40でもかなり楽しいのですが、カーゴ55になってからはさらに楽しいと感じました。
物も固定しやすく、今まで諦めていた方法も試せそうです。
ただ、カーゴ40でも難しいと感じていたパッキングがさらに難しいなとも感じます。適当に打ち込むだけの普通のザックと違うので仕方がないのですが、初めて使う人にはやっぱり向かないかなと思ってます。
それでも臨機応変に使うことのできるザックは少ないので、いろんな使い方を試してみてください。で、教えて欲しいです。
おまけですが、BUDDY22をサブザックとして挟み込む、なんて変な運用もできます。そんなことする人いないっかw