同人誌作成で利用しているAffinityがなんと無料で1つのアプリケーションとしてリリースされました。旧バージョンはこれからサポートされなくなるので早めに試さないといけないのと、使い勝手がどんな感じなのかを見てみました。
結論から言うとほとんど変わらなさそうです。
- Affinity by Canvaとは
- 入手方法
- これがAffinity by Canva
- 旧Affinityと比較してみた
- 切り替えるメリット
- デメリットは？
- 旧ユーザーはスムーズに移行できるのではやめに
Affinity by Canvaとは
Affinityには、ベクター、ピクセル、レイアウトの各スタジオが内蔵のベクター、ピクセル、そしてレイアウトのスタジオが標準搭載されています。ただし、使い方はあなた次第。パネルを並べ替えたり、お気に入りのツールを組み合わせたりして、独自のカスタムスタジオを作成できます。複数のセットアップを保存し、ワンクリックで切り替え可能。他のユーザーと共有したり、他の人が作成したものをダウンロードしたりもできます。あなたのワークフローに合わせて、柔軟にカスタマイズできる設計です。
公式から引用した文言です。これまで個別でアプリとしてだしていたものが統合されたいうのと、無料になったのが大きいです。
毎月課金がいやなので、初代から課金して使ってきた私からすると、今から使える人はいいなーって思ってます。
入手方法
こちらのサイトから「登録してダウンロード」を押します。メールアドレスの登録が必要になります。すでにCnavaを使っている人はそちらのアカウントで。
こんなメールが届くのでリンクをひらきます。
するとダウンロード画面に遷移します。MacもWindowsも両方用意されているのがいいですね。
Macユーザーはこうやってインストールするのは変わらないです。
開くとログインを求められるので先程登録したメールアカウントを入力します。
認証が通ると動画が流れますがスキップ可能です。
これがAffinity by Canva
パット見は一番利用しやすいPublisher（AdobeでいうInDesign）をデザインを変えてリリースしたようですね。
旧Affinityと比較してみた
上から「レイアウト（旧Affinity：Publisher）（Adobe：InDesign）」「ベクター（旧Affinity：Designer）（Adobe：Illustrator）」「ピクセル（旧Affinity：Photo）（Adobe：Photoshop）」になります。
左が旧Affinityで右が新Affinityです。アイコンが違うぐらいで、知らない人がみたらどっちがどっちなのかって感じですよね。
アプリ単体で開いた画面も変わらないので、個別でこれまで使っていた人も上に切り替えのボタンが有る以外は特に違和感ないとおもいます。
生成される拡張子は.afで、旧ファイルもちゃんと開けます。
設定画面も比較。右がAffinityになりますが、チェックボックスかどうかみたいなぐらいであんまり変わらないです。
切り替えるメリット
・完全無料
AIツールを使うには課金が必要ですが、今のところは完全無料でこれまでの機能を利用できます。ほとんど困ったことがないので、これを無料で使ってからAdobe系を買う買わないは判断出来ると思います。
・アップデートさせるアプリが1つだけですむ
これはPublisherを利用している人が思っている内容です、アプリ内での切り替えのためにそれぞれ最新版を適用させている必要があります。この作業が地味に面倒だったので、そういうのがなくなることですかね。
デメリットは？
・本当にいつまで無料かが不明
いつかは課金になりそうで完全移行に不安を感じると思います。これはしょうがないですね。。。
・縦書きにはまだ対応しない
いつまでも左綴じの本しかださないのは縦書きに対応していないから。かなり前から日本の要望として出てるんですが、そろそろだしてください。
旧ユーザーはスムーズに移行できるのではやめに
このあとも使ってみました。ショートカットの設定とかカスタマイズしているものを移行してあげたらほとんど前と同じように使えます。管理するアプリが1つになってつかいやすくなりましたし、新規で使ってみるひとにもおすすめしやすくなりました。
前のアプリ3つを揃えても1.5万円とそこまで高くなかったのがいきなり0円ですからね、いい時代になりました。
