とうとうソフトシェルもfinetrackに買い替えました。信頼しているブランドなだけあって、着心地も素晴らしいです。せっかくなので買い替えたものと比較します。
とりあえず全体像を見てみる
もともと持っていたソフトシェルに不満が出てきた頃、買い替えの候補の一つだったのがこちらのフロウラップフーディです。というかほとんど一択でした。参考にしている方々も使っていたのも決定打になっていました。
ほんとうはオレンジにしようかと思いましたが、色がなかったのでこちらのオリーブドラブを選択。ちなみにオレンジにしようと思った理由は宇宙よりも遠い場所のジャケットに似ているから(似てはいないけどオレンジなだけ)
普通のジャケットとかと違い、ポケットは上側にあります。なれるまで時間がかかるかもですが、これはこれで使いやすいです。日常だと定期券入れにしています。
後述しますが、ベンチレーションが欲しかったので、他のソフトシェルはあまり候補に入らず。ハードシェルにベンチレーションがあっても、持っているやつが厚手でなにもベンチレーションが無ければ意味がないのをこの前の谷川岳で思い知りました。
実際、山頂以外では使用しない体たらく。仕方がないとはいえ、荷物としては減らしたかったぐらいにはかさばりました。
使っていたものと比較してみた
これまで使用していたソフトシェルと比較をしてみます。使っていたのはパタゴニアのアズ・ハイブリッド・ジャケット(現在は廃盤)。パタゴニアのアウトレットで安く売っていたのを買い、2年ほど使っていました。
結構使っていたのは事実でして、パタゴニアにいたときは1ヶ月、それこそ本当にずっと着ていたほど。厚手ということもあって保温性があり、カラファテの棘のなかを突っ切っても破れず(本人のダメージのほうがでかい)、熱も外に出してくれるのでダウンみたいに蒸れることも少なかったです。ソフトシェルの重要性がよーくわかった1ヶ月でした。
帰国後も普通に愛用し、真冬の北海道でもこれとレインウェアで過ごすこともありました。登山のときも寒い場合は必ず持っていくほどで、テント泊には必須の存在です。
気にはなっていたけど、やはり決めては山での使用感。暖かくて保温性はいいのですが、晴れていると冬山ですら脱ぎたくなるレベル。ハードシェルをその上から着るとか地獄でした。あとは遠出などで電車移動のときも暑かったのと、かさばるのが困りものでした。
ここでものを入れてるときも実はけっこうパンパンでした。荷物自体はそこまでないのに、無駄に容量を取られた感じです。
買う時点からわかっていたことですが、フロウラップフーディは薄いし軽いです。着心地もそこまで変わらない(どっちもそれなりに好き)のですが、チャックのチンガードがないので、上まで上げると若干いたいと感じていた部分がなくなったのも大きいです。あとはサイズがいいのか悪いのかは知りませんが、首がしまる感覚が結構きつかった。これらから開放されたのもメリットです。
大きさ感を出すために、入れてみました。そのへんに置いてあったスイングLに入れてみます。フロウラップフーディはまだまだ余裕がありますね。財布やスマホ、充電器ぐらいなら入りました。
一方のアズ・ハイブリッド・ジャケットは入るけど結構ギリギリ。財布を上側に置くと閉めるときにきついなって感じました。フードがないはずなのに、このぐらい差がでました。
もちろん、比較の対象が微妙に異なるのはわかっています。裏地付きでまあまあの寒さに単体で耐えられるアズ・ハイブリッド・ジャケットは便利です。しかし、汎用性や使いやすさはフロウラップフーディのほうが上ですね。ベンチレーションがあるのが一番大きいです。厳密に比べるならアズ・ハイブリッド・ジャケットのより夏用に近いやつを選択するべきではありますが、持っているのがこれだったので仕方ないです。
で、値段ですが、これ3万超えるんですね・・・・。型落ちだったので半額レベルで変えましたが、そんな値段だったのか・・・・
一方のフロウラップフーディは3万を切るお値段。 お買い得感があります(決して安いとは言ってない)。日頃はアズ・ハイブリッド・ジャケットで終わらせますが、アタたくなってきたり遠出するときはフロウラップフーディですかね。コンパクトは正義なので。