値段の割にどこでも使えることで有名なパタゴニアのフーディーニジャケット。数年間使っていますが、その完成度には納得しています。
登山雑誌を見てるとちょっと前から、色んな所で絶賛されているのですが、まあ、半信半疑でした。ぶっちゃけ、そんなんでも無いだろうと思っていました。
モンベルのEXライトジャケットを持ってるんですが、たしかに風よけには使えますが、肌触りの話は全く理解できなかったし、どれも変わらんだろうという感じでした。ベタつくわけでもないのですが、それでも大した違いのないものと思っていました。
ちょっと前にアウトレットに行った際に、たまたま売っていて、しかもそれなりにいい色だったのでテストがてらという名目で買っちゃいました。散財?誰かが見ているならそれで結構です。
せっかくなので、どう良かったのかを書いていきます。サイトを見てると良かった!!ってのが多くて、具体的じゃないのが一番困るかなって思うので。
とりあえず特徴をあげてみる
軽い上に多少の防水性がある
よく言われることですよね。確かに折りたたむとすごいコンパクトになります。
横10cm程度の大きさです。実際にはもっと圧縮できるので隙間にねじり込む事ができます。コレで雨の日に歩いても結構弾いてくれるので、冬にこれ単体は無理かもしれないですが、春夏秋ならこれ1枚もってて出かけるのはありかなあって思います。
フードの部分などサイズの微調整が効く
モンベルのと比較になってしまうのがなんともアレなのですが、腰の部分とフードの調整が可能です。フードは特にぶかぶかになりかねないのですが、頭にぴったりに成るようにしてしまえば結構フィットします。結構重宝しています。
確かに肌触りがいい
なんというか、汗とか書いてもあの嫌なベタつきじゃないんです。コレばっかりは文字で表現するのきついので、試着した方がいいかと思います。
今回買ったのはこの色。なんともパタゴニアらしくなく、登山道具という感じではないので、これなら街歩きでも何とかなりそうです。
サイズはLサイズで少し大きいのです。僕の体型(身長170cm,体重57kg)だと、袖をふくめてちょっとブカブカです。それでもそこまで着心地に影響はないですし、中に厚着をするとまあまあいい感じにはなりますね。
実際に使ってみた
街歩きなど日常
ウィンドブレーカーとレインウェア、肌寒い程度の防寒着ならば十分です。自転車に乗る時もフードをしっかりかぶっていれば雨の中でも全然行けます。この辺はモンベルのときにも体験済みなので比較する必要はないかなと。
見た目も普通なので登山道具にありがちな派手な色は選ばない方がいいんじゃないかなと…。
登山中
レインウェアを持ちつつも、フーディーニジャケットを持って晩秋の登山に使ってみました。
この時期でも動いているとアンダーウェアだけでも十分なぐらいに体が熱くなります。とまって休憩しているとめちゃくちゃ寒いし、レインウェアを出すまでもないかなあって感じにはなるのですが、これなら羽織ってても大したじゃまになりません。そこそこ心地良い感じの体温になりますし、歩きはじめの「少し寒いかなあ」って時に着ておいて、体が温まってからすぐに脱ぐと体温調整が楽です。
あと、コンパクトになるのは結構なメリットです。雨蓋にぐしゃぐしゃってぶち込んどいて、休憩の時にさっと出せるって使い方をすると、わざわざザックを開け閉めしてレインウェアを出し入れすることがなかったです。
肌触りがいいのはここでも効いてきます。汗で湿った状態でレインウェアを着るとなんだか嫌な感じになりますが、割りとそういった経験をしないで済みました。着た瞬間に
「おぉ、すげえ」と小声で言ったぐらいです。ちょっと感動です。
使い方としては、レインウェアは別にしまっておいて、それ以外の天候の時はすぐに出せる位置にセットしておくのがいいかと思います。
なんだかんだで、本当に良かったです。これ1枚着倒す理由もわかりました。
使いやすいので、パタゴニアに限らず、ほかの製品でもいいのでしょうが、どうなんですかね。僕は好きで今でも着てますよ。
(パタゴニア)patagonia M's Houdini Jkt 24140 BLK S
- 出版社/メーカー: Patagonia
- 発売日: 2015/02/12
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